飯豊町ってどんなところ?
飯豊町の概要
飯豊町は⼭形県の南⻄部に位置し、総⾯積の8割以上を⼭林が占める緑豊かな町です。
町の南部に名峰・飯豊⼭を主峰とする飯豊連峰を配し、豊富な雪解け水を湛える白川が肥沃な耕地を潤します。屋敷林を携えた家々が田園の中に点在する「田園散居集落景観」は全国でも珍しく、四季折々、朝夕の時間の移り変わりでも多様な美しさを見せます。豊かに広がる田園地帯では良質な米を生産し、米沢牛生産量の約4割を占める主産地でもあります。
飯豊町は「日本で最も美しい村」連合に加盟しています。小さくても輝くオンリーワンを持つ町として誇りを持って自立し、将来にわたって美しい地域であるために活動しています。
飯豊町の特徴
飯豊町にある「飯豊連峰」は東北のアルプスとも呼ばれ、日本百名⼭の一つに数えられています。この飯豊連峰の⼭々から流れる清らかな雪解け水によってさまざまな印象的な景観・農村文化・食文化を育んでいます。
前述の田園散居集落に加えて、白川湖の水没林もその代表。白川湖に春先の雪解け水が流れ込み、満水の時期を迎えるとシロヤナギがあたかも水の中から生えているかのような幻想的な光景を見ることができます。
町南部の⼭間にある中津川地区は周囲を⼭に囲まれ、日本有数の豪雪地帯です。ここでは、雪を活用した天然の冷蔵庫「雪室」があり様々な熟成食品が生み出されています。また、古来より受け継がれてきた菅笠作りや、⼭の恵みをふんだんに使った郷土食など、昔ながらの文化が色濃く残していることも特徴です。ここでは複数の農家民宿が個性を活かして、ふるさとに戻ってきたかのような接客をしてくれるのも大きな魅力です。