村山市ってどんなところ?

村山市の概要

村山市は、東を奥羽山脈(甑岳)、西を出羽丘陵(葉山)に囲まれており、中央に山形県の母なる川「最上川」が流れ、流域には肥沃な大地が広がり自然豊かなところです。基幹産業の一つである農業は、稲作をはじめ多くの農産物が生産され、中でもサクランボやスイカは、昼夜の寒暖差の影響を受け良質で甘みも強く、市場で高い評価を受けています。観光は、素材や技にこだわりを持つ10軒のそば店等からなる「最上川三難所そば街道」、かおり風景100選と恋人の聖地としても認定を受けた「東沢バラ公園」、山車に乗りこんだ囃子手が奏でるお囃子と軽快かつ力強く舞う踊り手が融合した「徳内ばやし」を柱とし、近年は「居合道発祥の地」という地域資源を生かし「サムライ体験」と称した居合道体験プログラムを推進しています。

村山市の特徴

緑深い山々と透き通るような青い空が織りなす雄大な景観に囲まれており、米、サクランボ、スイカなど山形を代表する農産物をはじめ、酒や牛肉、板そばなど「美味しい」特産品のラインナップがそろいます。 昔ながらの箱舟に乗り全国でも珍しい「天然ジュンサイ」の収穫や「バラのまち」ならではのバラの摘み取り・蒸留見学・クラフト体験など農業体験プログラムも豊富です。
宿泊施設は、温泉施設、民宿、ゲストハウス、グランピング、ビジネスホテルと種類も豊富で旅の形態にあった農泊が可能です。また市内には、キャンピングカーの製造工場があり手軽にレンタルすることが可能で、新しいスタイルの農泊体験もできます。
ほかにも居合道の聖地「居合神社」といった観光施設、道の駅にある産地直売施設や全国でも例が少ない旧県立高校を利活用した交流施設など、有望な地域資源が豊富に点在しています。

インタビュー

ENJOY! 村山市

じゅんさい沼(大谷地沼)

じゅんさい沼では、6月から7月下旬にかけて昔ながらの箱舟に乗って、全国でも珍しい「天然ジュンサイ」の収穫を体験することができます。
この沼で採れるジュンサイは、若芽を包み込む「ヌル」と呼ばれる寒天質が豊富で、ぬるっシャキッとした食感と喉越しが楽しめます。
また沼周辺は、緑豊かな環境で初夏の透き通るような青空のもと、ゆっくりとした時間を過ごすこともできます。

Link MURAYAMA

村山市にぎわい創造活性化施設「Link MURAYAMA」は、旧県立楯岡高校を改修し2022年に新しく生まれ変わった施設です。校舎の面影を残し、教室の古材を利用した家具が置かれ、懐かしい景色は変わらずに “にぎわい”と“なりわい”を生む場所です。
施設内は、公共と民間が同居しており、ゲストハウス、飲食店、フィットネスジムなど小さなまち(拠点)として、多様な人が訪れることで様々な交流も楽しむことができます。

取組み

『アグリランドむらやまガイドブック』を作成

村山市のこれから

地域資源の掘り起こしやブラッシュアップを行い、魅力的で価値の高い体験プログラムを創出し、他にはない特別な「コト=農泊」を創り上げていきたいです。 また、農業と観光が連携した「アグリランドむらやま」事業を通じてつながることができた、多くの人々や事業者という財産を大切にして連携を密にしながら関係性を構築し、より一層事業の輪を広げていきたいと考えています。