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〜秋の頃の郷土料理を楽しむ〜
山が紅葉に染まる頃、里では稲刈りに精を出す人々の姿があちこちに見られます。秋の頃の食卓には、収穫に感謝し、一日の疲れを癒す心づくしの郷土料理が並びます。材料は、いずれも4人分です。
【出典】
やまがた郷土料理探訪
(山形県グリーン・ツーリズム推進協議会編集、(株)大風印刷発行、1冊:1,296円
いもこ汁(村山風)
山形で通称「いも煮」といわれるものです。山形の秋の風物詩「いも煮」は300年の歴史があると言われています。牛肉使用・醤油仕立てが村山風の基本です!
いもこ汁(庄内風)
通称「いも煮」の庄内版です。庄内風は、豚肉使用・味噌仕立てです!
呉汁(やまがた郷土料理探訪P35)
ひと粒の実りを尊ぶ心が生んだ味。
大豆を水に浸し、すりつぶしたものを「呉(ご)」といい、呉をみそ汁に入れたものを「呉汁」といいます。秋に収穫された大豆が出回る秋から冬が旬で、大豆といろいろな野菜の入った呉汁は、栄養価の高い郷土料理です。
栗の渋皮煮(やまがた郷土料理探訪P37)
手間暇かけた分、より美味しく。
秋を感じさせてくれる食材の栗。美味しいだけでなく、皮も食べられることから栄養価も高い郷土料理です。甘く煮ることで渋みがなくなるので、こどものおやつとしてもオススメです。今年はぜひ、渋皮煮にも挑戦してみてください。
いとこ煮(やまがた郷土料理探訪P45)
農村部に伝わる、素朴なおやつ。
山形県庄内地方ではいとこ煮とは、小豆ともち米を炊いたもののことを指します。おもてなしの料理として農家を中心に受け継がれてきたもので、独特のもちもちとした食感と、濃厚な甘みが特徴。家庭によって食材が異なり、かぼちゃを入れるところもあります。
バックナンバー:
春の郷土料理
夏の郷土料理
秋の郷土料理
冬の郷土料理
やまがた 食の案内人
食文化マップ(表
)
やまがた春告絵巻(裏)
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